ドキュメンタルの正しい見方 レビューに爆弾を投下しないために知っておくべきこと

お笑い
お笑い エンタメ

4月26日に『ドキュメンタル』のシーズン7が公開される。

ドキュメンタルはお笑い芸人が100万円の参加費を払い、密室で行われるゲームの様子を見ることができるバラエティ番組。

ゲームのルールは笑ったら脱落というシンプルなもの。

毎回お笑い芸人たちが追い詰められた時の面白さや、ちょっとしたアクシデントで思わず笑ってしまうシーンなどテレビでは見ることができないシーンが見られる人気番組だ。

僕は毎回本当に楽しみにしているし、実際めちゃくちゃ面白い。

全裸になってもいいので、戦略の幅は地上波の番組とは段違い。こんなもん誰でもわらうだろうと思うことが何回も起こる非常に楽しい番組だ。

シーズン3のオードリー春日が繰り出した「ちんちんから小っちゃいカレーを出す」技は2017年で一番笑ったと断言できるほど笑った。

そんな楽しいドキュメンタルだがレビュー欄が荒れがち。

荒らす人たちはドキュメンタルをどこか誤解しているように思えたので、僕が思うドキュメンタルの正しい見方を紹介したいと思う。

スポンサーリンク

荒らしている人の種類ごとにアドバイス

何が面白いかわからないという人

こういう人たちはおそらく自分の中に「お笑いとはこういうもの!」というものを持っている人だと感じる。

ドキュメンタルで行われている笑いは、テレビで見たことが無いものが多い。

誰も何もしゃべっていないのにその場の空気感で笑うシーンや、股間を用いた下品な行動、何かをやろうとしてそれが失敗したことで爆笑が起こるなど、テレビでは見ることができないおもしろいもので満ちた番組だ。

しかしテレビでやっていないということは、テレビで見たものや今まで経験したものでしか笑えない人たちにとっては「何をやってるの?」と思ってしまうのだろう。

そういう人たちに言いたいのは、笑いの型を決めないの欲しいということ。

松本人志さんが言っている「笑いってなんなんやろう」という言葉でもわかるように、人が笑う理由にはよくわからない部分が多い。なんで誰もしゃべっていないのに笑いが起こるのか、なぜ裸が面白いのか、常に面白いことを考えている人でもわからないのに、一般人が「こういうものがお笑いだ」と決めても意味が無い。

これは下品だから、これは失敗したから、これは低レベルだから面白くない、という風に起こった出来事を自分の価値観で決めず、ただあの場所で起こることを純粋に楽しめないいのだと思う。

また下ネタが苦手だという人は「ドキュメンタル」を見るべきではない。絶対に下ネタが発生する番組なので、シーズン6にもなって「下ネタが不快!」とか言っている人は見ない方がいいし、レビュアーとしてふさわしくないだろう。

ルールに納得がいかないという人

この意見はかなり多い。なんなら僕の親も言っていた。

笑っているのにスタッフが気づいてない!とか、自分から仕掛けない人が勝ちやすいルールだから駄目だ!とか。

ドキュメンタルのルール面について僕は「どうでもいい」と思っている。

いやもちろんドキュメンタルの笑ったら負けという部分や100万円を持ち寄るという点に関しては面白いと思っているが、判定の曖昧さなど細かい点に関しては仕方ない部分がある。

というのも人が笑っているかどうか、というのを正確に判定するのは非常に難しい。口角が少し上がっているから笑っているのか、そもそも笑い顔なのか、こらえているのはありなのかなど考えだしたらきりが無いので、あまり気にしない方がいい。

厳正なジャッジの元行われる競技性の高いものとしてではなく、ドキュメンタルで起こることすべてを楽しむ大らかな心があれば、めちゃくちゃ面白い番組なのでもったいないよ。

勝ち負けに納得いかない人

積極的に笑いに参加しない人が勝ちやすいルールという点に関しては、ポイント制を導入し改善されているがそこはあまり重要じゃない。

出演者も番組の中で言っていたが、ドキュメンタルの魅力はプロレス的な要素にあるということ。

本当に勝ちたいのなら決して自分が笑わないように人が始めたノリについていかず、自分だけが仕掛ければいい。しかし彼らは「芸人」であり普通の人間ではない。

その場で面白いことをしようとする人が現れれば、手助けせずにはいられないのだ。人が仕掛けたノリを広げて広げて存分に面白くして、耐える。これがドキュメンタル特有の面白さを生み出している。

彼らに比べお笑いの能力が著しく低い一般人の僕たちは、勝ち負けなどで考えずただ楽しむことにのみ専念する方が得だと思う。

シーズン7が楽しみ!

そしていよいよ配信されるシーズン7!

前回は女性が多く参加していたが、今回は全員男!

これは下ネタが加速するぜ・・・

霜降り明星のせいやさん、トム・ブラウンのみちおさん、二人の若手がどんな活躍をするのか期待しています!

タイトルとURLをコピーしました