コーエーテクモの20年以上続く格闘ゲームの新作であるデッドオアアライブ6(以降、DOA6)が3月1日に発売されます。
元々の発売日は2月15日だったのですが延期しました。
ファンは落胆したかもしれませんが、延期されてすぐにベータ版が配信されました。
本日1月14日までプレイできます。
僕はDOAは5の無料版を少しやっただけなので、ほぼ知識0です。
ベータ版をプレイした感想を書きます。
DOAを誤解していた
DOAと言えば女キャラです。かわいくてセクシーな女の子を操作できることがこの格闘ゲームの売りであることは間違いはありません。
23人のプレイヤーキャラ中13人が女性であることからも明白です。
かわいい
しかしDOA6発売前になってシリーズファンから「DOAは格闘ゲームとして面白い」という話を聞くようになりました。
今回のベータ版でその意味がわかった気がします。
この格闘ゲームにはどの格ゲーとも違う駆け引きが存在します。
コンボ中に駆け引きが存在する
格闘ゲームは対戦相手との駆け引きや読みあいを楽しむものだと思っています。
もう一つわかりやすい楽しさとして格闘ゲームの華ともいえる”コンボ”が存在しています。
格闘ゲームにおけるコンボとは相手に連続して攻撃を当てている状態のことを言い、そこに食らっている側に介入する余地は基本的にはありません。(ギルティのバーストとかあるけど)
しかしDOAには”ホールド”と言うシステムがあります。
打撃投げホールドの3すくみ
ホールドは相手の打撃を受け止め”当身”のような形でカウンター攻撃を繰り出すことができます。
全キャラが使用できる当身のようなものです。
これがコンボをくらっている途中でも使用できます。
空中コンボなどはホールドできませんが、地上で攻撃をくらっていれば出せます。
コンボを繰り出している側にもホールドされるリスクがあり、ホールドを読んであえてコンボを途中でやめたりするなどの駆け引きがあります。
これは他のゲームではありえないですし、それがめちゃくちゃ面白いです。
読みを通して大ダメージを与えるという格闘ゲームの根本の面白さが引き立っており、非常に優れたシステムです。
そのかわり他の格闘ゲームより深く難しいという感じはしました。
宣伝の方法を少し変えたことがいい方向に行きそう
鉄拳、ソウルキャリバー、DOA
現在3D格闘ゲームは主にこの3つです。
3つとも全然違います。だからこそここまで生き残っているのかもしれません。
鉄拳、ソウルキャリバー両方ともプレイしていますが、とても面白くて個性的です。
しかしDOAは他社ということあるかもしれませんが、さらに個性的なゲームと感じています。
ビジュアル面でもシステム面でも。
今まで女性キャラを全面に打ち出して、悪い言い方になりますがお客さんを”釣っていた”という印象があります。
そのため格闘ゲームとしての面白さがユーザーに伝わっていない感覚があります。
EVOのメインタイトルに選ばれたことも確かないですよね。
しかしDOA6では女性キャラのセクシーさのプレゼンはちょっと少なくなっていて、システム面やかっこよさなどを前に出してきました。
これはとてもいいことだと感じていて、僕のように誤解していた人にシステムの面白さを気づかせることができれば、正当な評価を受けることができるかもしれません。
eスポーツ流行の中、エロい女の子を売り出してる場合じゃないと思うのは当たり前かもしれませんが。
相当面白いのは間違いないので、いままで舐めていた方は是非プレイしてみてほしいです。
僕的にはかなり面白い格闘ゲームだと感じています。
こういうのはちゃんとあるのでご安心を。