プラットフォーム:PS4、XONE、PC
SEKIROの感想文
SEKIROは忍者が活躍するアクションゲームです。
僕が普段からあそんでいて大好きな三国無双だったら攻撃すれば敵をたくさん倒せるのに、SEKIROでは逆で敵がたくさん攻撃してきて僕は何回も死んでしまいました。
この出来事で僕は三国無双の敵は手を抜いてくれているということに気付きました。わざわざ僕の目の前まで来てくれて、攻撃されるのを待ってくれている三国無双の敵の兵士たちに対して感謝の気持ちが生まれました。
それと同時に本気で僕を殺しに来てくれているSEKIROの敵たちには、本気で戦うことが相手に敬意を払うことなのだということを教えてもらえた気がします。
僕がこのゲームで最初に苦戦した相手は平田屋敷の三重の塔にいる、孤影衆でした。
さっきはSEKIROの敵は本気で来てくれていると言いましたが、ザコの兵士たちはみんな三国無双ほどでは無いですが手を抜いてくれています。何回か攻撃すればたおせます。
でも孤影衆はとっても強かったです。
ガードができない”危攻撃”を使ってくるのですが、ただガードできないだけではなく前後の攻撃のスピードが速いので、中々対応できなかったです。
でも何回も戦ううちにだんだん孤影衆に、ひいてはこのゲームの敵のスピードにだんだん慣れてきているのがわかりました。
孤影衆を倒せた時には、ワンパターンであんまり強くないなーと思ってしまいました。それと同時にここまで僕を鍛えてくれた孤影衆に感謝の気持ちも生まれていました。
この感覚はモンスターハンターのイャンクックに初めて勝った時の感覚と似ていました。尻尾、ブレス、突進とモンハンのモンスターの攻撃を教えてくれる彼は「イャンクック先生」と呼ばれ慕われています。
僕は孤影衆のことをSEKIRO版「イャンクック先生」だと思っています。
このゲームのボスで苦戦しなかった奴はいませんでしたが、どのボスも個性的で戦っていて楽しかったです。楽しめたのは孤影衆先生のおかげだと思っています。ありがとうございました。
敵の中で印象的だったのはお寺のステージにいたミイラみたいな敵です。
お寺にいる人たちはみんな不死になりたくて、頭がおかしくなってしまっていてとても怖かったです。ミイラは頭がおかしくなった代わりに体の中に虫がいて死んでもその虫が生き返らせてくれるようです。
僕は死なないなんてうらやましいなと思いましたが、虫が嫌いなので虫じゃなくてトイプードルだったらいいな、と思いました。
お寺には他にもお坊さんがいてみんな拳法で攻撃してきます。ボウズだから拳法という発想がとてもストレートでフロムソフトウェアっぽい面白い敵だと思いました。
味方もいい人が多いです。みんなお酒を上げると喜んで飲んでくれます。僕も大人になったらお酒が飲んでみたいと思いました。
特に一心という人はとてもおいしそうにお酒を飲んでくれたので、僕はお酒を上げてよかったと思いました。
いちばん好きなキャラクターは主人公よりえらい「御子」という男の子です。
初めて見た時は御子があまりにもかわいいので、僕は女の子だと思っていました。でも男の子だったのでとてもびっくりしました。
でも男の子でもいいやと思いました。
おはぎを作ってくれたり、寝言で主人公の心配をしてくれてとてもうれしかったです。
僕はこのゲームを通じてどんなに強い敵があらわれてもあきらめなければそのうち何とかなるということがわかりました。
そしてかわいければ男の子でもいいのだということもわかりました。
これからも2週3週とゲームを楽しんでいこうと思います。