『デス・ストランディング』レビューや先行プレイが公開されても見ることができない理由【発売直前の心境】

ゲーム
ゲーム

発売日:11月8日

プラットフォーム:PS4(PC版は2020年初夏発売予定)

小島監督独立後の一作目『デス・ストランディング』の発売まであと2日。ネット上には海外レビューや先行プレイのプレビューや動画などが続々と上がってきている。

元々わけがわからないゲームだったデスストが、どんなゲームなのかを私たちに少しだけ見せてくれたのが、TGSでの小島監督によるプレイ映像の解説放送だろう。その放送では、間違いなく今までにないゲームであり、キャラクターの紹介ばかりでよくわからなかった「ゲームプレイ」部分がかなりゲームらしいゲームになっていることが分かり、デスストへの期待がウナギのぼりになった。

しかしそれでもまだまだまだまだ分からないことが多いゲームなので、レビューや先行プレイを見てから購入するのが正しいことは間違いない。情報が簡単に手に入る現代で、わざわざ博打を打つ必要はないのだ。

それでも私は見ることが出来ない。そういう人も結構多いのではないだろうか。

その理由を書いていこうと思う。

スポンサーリンク

小島監督フィルターが無い

ちなみに私は、レビューや先行プレイが出る前の動画や情報はほとんど見ている。別に一切の情報を遮断したい!というわけではなく、レビューや先行プレイが見れないだけ。

というのもレビューや先行プレイ以前の情報には、すべて小島監督による監修が入っていたからだ。小島監督はゲーム作りも天才的だが、ゲームの宣伝も天才的に上手く、あらゆる情報を出すタイミングやその内容が絶妙で、いつもファンである私は監督の手のひらで転がされているような気分になり、それがとても心地いい。

TGSでの小島監督によるプレイ映像解説は、約50分ぐらいあるのだが、その間監督はほとんどしゃべり続けていて、映像の編集も見ている側を決して飽きさせないように作っているので、本当にとてつもなく面白い。私はTGS以来、寝るときのBGMにこの小島監督の映像解説を使っているほどハマっている。

小島監督によるプレイ映像解説はこちら

小島監督が編集を手掛けたローンチPVも、未公開の映像も交えながらドラマチックなストーリーを紹介し、ラストに「あれ?」と不穏な空気を醸しだす映像を持ってきたりして、こちらのワクワク感を煽ってくれる。最高。

しかしレビューや先行プレイには監督が入り込む余地はなく、各メディアの担当者の方が編集などを行っているのだろう。それを見てしまうと監督が体験してほしいものをしっかりと体験できないような気がして、見ることが出来ない。

”わけがわからない”という長所が薄まる

デス・ストランディングはわけがわからない。「移動自体が楽しい」と小島監督が頻繁に言っており、確かにTGSのプレイ映像解説でその片鱗は見えたが、それでも絶対にプレイしてみないとわからないものがあると思う。歩くだけでバランスとらないといけないとか、荷物をパズルのように積むとか、カイラル通信など、見てて面白そうだが、今までに無いものなので、実際プレイしてみないと真の面白さは絶対わからないだろう。

ストーリーもゲームシステムと同じようにわけがわからない。PVでそこそこ情報が出てきたにもかかわらず、絶対当たらないような考察をすることしかできないほど、わからないことが多い。

レビューや先行プレイを見ることでこれらの「わけがわからない」度を下げたくないのだ。わけがわからないことは、デスストのかなり大きな個性であり長所だと思っていて、他のゲームとはちがう部分だ。その長所をほんの少し薄めてしまうことになりそうで、見ることが出来ない。

でも見るのもアリだと思う

2016年にティザー映像が公開されてから3年間、ずっと楽しみにしてたゲームがもう少しで発売する。レビューや先行プレイが上がり始めたのは、発売日の1週間前ぐらいからだろうか。3年間待ったのだから、1週間ぐらい我慢しよう、と私は思っているが、レビューを見る人の気持ちもわかる。

冒頭でも言ったが、わけがわからないゲームのレビューを見ずに買う人より、見てから買う人の方が確実に頭がいいし、何より気になるよね。すげえ見たいよね。わかる。

というかデスストは大作ゆえにレビューが多過ぎて、見ないでおこうと思っても目に入ってしまった!という人も多いのではないだろうか。私もこの記事を書いている今、何度かレビューが目に入ってしまいそうな危機に直面したが、なんとかスウェーで回避した。今ネットを検索するのは非常に危険な状態なのだ。

私はこの危機を乗り越え発売日まで、レビューを見ずに生きていこうと思う。

 

・・・結局この記事で何が言いたいかといえば、滅茶苦茶楽しみだ、という事だ。

タイトルとURLをコピーしました