『ドクターマリオ ワールド』プレイした感想 自由度高めのパズルゲーム。VSモードはスピード感があって楽しい。

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任天堂のスマホゲームといういうことで注目されていたゲーム「ドクターマリオワールド」が配信された。

原作ドクターマリオと同様パズルゲームではあるが、カプセルが下に落ちるのではなく上に上がっていったり、使用するドクターごとにスキルが違ったり、サポートキャラを装備することでパズルが有利になる効果が発生するなど、スマホで遊びやすくそして現代風にアレンジされている。

1人用のステージモードはスマホゲーではおなじみのハートが必要になるので長時間プレイすることはできないが、リアルタイムでオンライン対戦ができるVSモードは何のコストもかからず遊び続けられるので、ハマれば家庭用ゲームのように遊び続けられる。しかもVSモードは結構本格的にできている。

遊んでみた感想は、パズルも対戦も面白くて、欠点が少ない任天堂らしいゲームだと感じた。

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ステージモード(1人用モード)

5つのワールドが存在し、1つのワールドに20のステージがある。1つ1つのステージがしっかりデザインされており、なかなか難しい。ステージをクリアしていく毎に上がっていくプレイヤーの腕前に合わせて徐々に難しくなっていくので、クリアした時にはしっかり達成感を感じられるようになっているのは見事というほかない。

難しくて全然クリアできない!という場合でも、パズルを補助するアイテムを使えば難易度が緩和できる。これは課金アイテムだが使わなくてもクリアできるようにはなっているので、あくまで救済措置として存在している。

ステージによって様々なギミックがあり、爆弾やコウラ、ウイルスが凍ってたりバブルに包まれていたりとバリエーション豊かで飽きない。

VSモード(オンライン対戦)

これがかなり面白くて、一人用モードとは全く違うゲームになっているところに任天堂の”ガチ”感を感じてうれしくなってしまう。

といってもルールは割りとパズルゲームのスタンダードな感じでウイルスが一定ラインを越えてしまうと負けで、相手にウイルスを送り込むこともできる。

ウイルスを送り込むにはウイルスを消すことでアタックゲージを溜めなければならないのだが、使用するドクターごとに攻撃力と溜めなければならないゲージの量が違う。攻撃力が高い程溜めるゲージ量は上がっていくので、こまめに攻撃するか溜めて溜めてデカい一撃を与えるか、好みのスタイルを選択できる。まあドクターはガチャで引かなければならないので、持っていなければ使えないが。

1人用モードで使えるサポートキャラはVSモードでも使えるが、能力がVSモード専用のものに変わるのもしっかりバランスなどを考えて作っていることが感じられる。

このモードは対人戦なので、かなり腕が問われるのも良い。今のところキャラパワーでゴリ押すといった戦い方ができる要素が無いので、結構なガチ対戦になるのがとても楽しい。

1人用モードで覚えたテクニックもしっかり活かせるので、1人用モードのハートがなくなったらVSモードに行って、ハートが溜まったら1人用モードに行くというループに入ればずっと遊べる。

ガチャ

このゲームにはスカウトという名前のガチャがある。キャラクターを手に入れるにはガチャをする必要がある。1回ガチャを回すためには無課金ならば4000コイン必要になるが、溜めるのは結構大変だ。ただキャラをたくさん持っていれば攻略に有利かと言えばそうでもないし、キャラのレベルで攻略のしやすさが劇的に変わるということも無いので、キャラが欲しい人は課金してくださいねーという感じだろうか。

こういうプレイにあんまり影響しない集金の仕方は、リーグオブレジェンズやエイペックスのようなスッキリ感があって好印象だ。

まとめ

1人用モードとVSモードがあることで自然とゲームにループが生まれるようにできているので、ハマりやすいゲームになっている。

パズルはオーソドックスな3マッチパズルだが、消して残ったカプセルが動かせるなど自由度が高く、意外と新感覚なものになっていて楽しい。

VSモードの”ガチ感”はしっかり対戦している感覚を味わえてかなりエキサイティング。今のところぷよぷよのように相手の盤面を見て何かを仕掛けるといった戦略まではなさそうだが、そこまでガチにはしないのかもしれないし、十分面白いのでまだプレイしていない人には是非おすすめしたいゲームだ。

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