プラットフォーム:PC、PS4、XONE
バトルロイヤルがFPSの主流だと言えるほどの流行を見せている。フォートナイトやエイペックスの面白さはよくわかる。ランダム性が生みだす戦いには常にドラマがあるし、腕前に関係なく楽しめる要素が多い。100人のプレイヤーの中で一番になる快感は何物にも代えがたいだろう。
しかしこの世にはバトルロイヤルやマルチ対戦が一切存在しないFPSも存在しているということも知ってもらいたい。
『RAGE2』はもう少しで発売される注目のシングルプレイFPSだ。
対人戦の無いこのゲームに期待しているポイントを紹介したい。
シングルプレイの気楽さと爽快感
僕はFPSの中ではオンライン要素の無いシングルプレイFPSが一番好きだ。特に自分の行動が勝敗につながる多対多の対戦は責任感を感じるので結構苦手。
しかしシングルプレイのFPSでは自分が役に立っているとかそんなことは考えず、ただただ敵を撃つことを楽しめる。
僕が特に好きなシングルプレイFPSが「バイオショック」と「DOOM(新しい方)」だ。
バイオショックは超能力のような力を用いて戦略的に立ち回る戦闘と魅力的なストーリーと頭のおかしいNPCが魅力のゲーム。DOOMはとにかく強い主人公を操って敵をボコボコにしてバラバラにする爽快感重視のゲームだ。
『RAGE2』は上の二つのゲームの要素を合わせたようなゲームになっている。
バカげた銃や頭のおかしいNPCが登場し、超能力のような力も使えプレイヤーの動きもめちゃくちゃ早い。DOOMの開発とRAGE2の開発は同じなので爽快感は申し分なさそうだし、そこに敵を引き寄せる弾を打ち出す銃を使って楽しく戦えるのも最高だ。
プレイヤーがいくらでも強くなっていい
フォートナイトなどのバトロワで深刻な問題がチート。
実際の人と戦うバトロワはプレイヤーの腕前がすべてなので、うまくなる努力ができない人は一生勝てない。これは競技性が高くて面白いと思う。
しかし努力はしたくない、でも実際の人間相手に無双したいという願望をかなえるのがチートだ。何が楽しいのかわからないが無敵、オートエイム、透視などを使えばだれでも勝てる。1人だけが極端に強いとすべてが崩壊するのが、対戦ゲームの常だ。
シングルプレイFPSならチートとまでは言わないが、プレイヤーがどんどん強くなり、強い武器が手に入っていくRPG的な楽しさを感じることができる。
そしてプレイヤーが強いと敵もどこまでも強くすることができる。そんな強い敵を強い武器やガジェットを使って攻略するのはマルチプレイでは楽しめない要素だし、何十体の敵をバンバン倒していく無双プレイもできる。
そんなシングルプレイFPSである『RAGE2』がとても楽しみだ。
ゴアを楽しみたいのならPC版を買おう!
国内版『RAGE 2』(PlayStation® 4 / Xbox One版)はCERO: Z区分のため、レーティング基準に則してゲーム内演出(※)に変更があります。北米版(左)と日本版(右)の比較動画もご参照ください。
※「人型敵NPCの分離欠損表現の削除」、「一部ゲーム内オブジェクトの削除または変更」#RAGE2 pic.twitter.com/lLIJrJmrYX
— ベセスダ日本公式@RAGE2 6月6日発売 (@Bethesda_jpn) 2019年4月1日
PC版では今のところ規制なし!と明言されたわけではないので警戒は必要だが、日本語で規制なしで楽しめる可能性があるPC版が我々の希望なのだ。
どうか規制なしでよろしくお願いします。