プラットフォーム:SWITCH、PC、XONE
PCで割と有名な『Vaporum』がSWITCHに登場!
ダンジョンRPGとして有名なウィザードリィはターン制の戦闘だが、ダンジョンRPGにはリアルタイムで操作するものも存在していて、最近では海外開発の「レジェンドオブグリムロック」やスパイクチュンソフトの「ザンキゼロ」などが有名だ。
『Vaporum』もリアルタイムRPGなのだが、特徴的なところはプレイヤーは「1人」だけを操作するということ。
1人旅なのでアクションゲームっぽさがある
基本的にリアルタイムダンジョンRPGは4人パーティの場合が多く、上で挙げたゲームも4人パーティだ。4人それぞれにクラスや装備を設定することで様々なバリエーションのパーティが作れるが、4人分の装備を考えるのがめんどくさかったり、リアルタイムであることで操作が複雑になることもある。
しかし『Vaporum』は主人公だけを操作すればいいので他のリアルタイムダンジョンRPGと比べるとアクションゲームに近くてとっつきやすい。
1人だけということでビルドのバリエーションが少ないと思うかもしれない。実際4人パーティのものよりバリエーションは少ないが、1人を強化する手段が多く用意されている。
強化外骨格や両手に何を装備するか、魔法のような役割のガジェットなどを組み合わせることで1人でも十分なビルドができるし、銃の扱いに特化させたり、両手で持つ大きな武器を使うパワー型にしたり、両手に武器を持つ二刀流スタイルなど自分がかっこいいと思うビルドを目指すのも面白そうだ。
研究施設に何が起こったのか?
ストーリーは各地で拾える音声記録によって語られる。バイオショックと似てると言えばわかりやすいだろうか。
Vaporumの舞台は謎の施設で、昔は研究者が大勢いたようだが今は暴走する機械となぞの生物の巣窟になっている。なぜこんなことになったのかが徐々に明らかにされていく。
妊娠したことを喜んでいる女性の記録などがあり元々はまともな状態だったようだが、なぜ化け物が徘徊するような状態になったのか、何が起きたのかを考えながらダンジョンを進むのも面白そうだ。
難易度は低くないので、SWITCHで歯ごたえのあるRPGがやりたい人におすすめだ。