海外の親子がキックスターターで支援を募り、合計2000万円ほどの資金を獲得し開発されたゲームです。
ゲーム内容はドット絵での横スクロール2Dアクションです。
娘のマデリーンの「ゲームに出たい」という願いを父親が叶えるために資金を募ったことが話題になったゲームです。
主人公は開発者の娘と同じ名前の「マデリーン」
マデリーンが連れている犬は「フリッツィ」
犬も実際に親子で飼っていたようですが、開発中に亡くなったそうです。
そのためフリッツィは霊体となってマデリーンと共に冒険しています。
見た目は魔界村、しかし内容は今っぽい
このゲームの映像を見た方ならわかるかと思いますが、かなり魔界村です。
しかし主人公の挙動や、システムには大きな違いがあり、最近のゲームのような快適さがあるように見えます。
ジャンプの挙動が素直
魔界村のジャンプは空中で移動ができないことが特徴であり、難易度を大幅に上昇させているポイントです。
しかしマデリーンでは一般的な2Dアクション同様ジャンプ後に移動ができます。
これにより魔界村のようなタイプの操作性も込みでの難易度の高さとは別の方向性だということがわかります。
まあ、ぬるい難易度には見えませんけどね。
ゲージを消費してのその場復活システム
魔界村では主人公が死ぬとやり直しになりステージの最初もしくは中間地点まで戻されます。
マデリーンでは死んだ場合、右上の青いゲージを消費してその場で復活が可能です。
死んでも・・・
その場で復活!右上のゲージが消費されている
青いゲージはマデリーンの愛犬である”フリッツィ”の攻撃を使用するためにも消費されているのが確認できます。
強力な攻撃にゲージを使うか、復活のために残しておくか、リソース管理の要素もあるようです。深そうですね。
ストーリーモード主導で作られている
このゲームには魔界村のようなアーケードモードがありますが、これはキックスターターのストレッチゴールで追加されたものです。
元々はストーリーモード前提で作っていたようです。
ストーリーモードは自由に武器などの装備を切り替えて遊べたり、NPCとの会話やお金の要素、キャラクターの強化などがあり、とても遊びやすい仕様になっています。
ここは魔界村とは明確に違う部分です。
基本的にはストーリーモードを遊んでおけばこのゲームの楽しさを存分に味わえるのではないでしょうか。
さらにやりこみたくなった時に、難易度の高いアーケードモードを遊べば、より深くマデリーンを楽しむことができそうです。
敵キャラクターの動きは娘が考案している
このゲームは父親だけじゃなく娘も開発に参加しています。娘さんは5歳です。有能ですね。
娘さんが敵キャラクターにさせたい動きを父親に伝え、それをもとに作っているようです。
そのため敵キャラクターの動きに妙な愛嬌があります。
なんかかわいい骸骨騎士
そういう部分も注目できるポイントだと思います。
バトルプリンセスマデリーン
発売日:12月20日(STEAM版は発売中)
プラットフォーム:PS4、SWITCH、STEAM