ヴェノム
原作ではスパイダーマンの宿敵とされるヴェノムの単独映画です。
予告では最悪だの残虐だのいわれててとても格好いい。
漫画ではスパイダーマンへの恨みを持った記者エディ・ブロックに謎の宇宙生命体シンビオートが寄生して、ヴェノムが誕生
しかしスパイダーマンへの恨みが強いので一般人には危害を加えないらしい。
僕はヴェノムについてはマーヴル VS. カプコンというゲームで知っていて、かっこいいヴィラン(悪役)だというぐらいの知識しかなかったので、どんな残虐な姿を見せてくれるんだろうと期待していました。
鑑賞後の感想は「かわいい」でした。
あらすじ
ライフ財団というヤバな組織のボスであるカールトン・ドレイク(リズ・アーメッド)が宇宙から”シンビオート”というヤバな生命体を持ち帰り、それを用いて人体実験を行い人間をやめようとしていた。
そのころ敏腕記者のエディ・ブロック(トム・ハーディ)はライフ財団への取材で調子に乗ったことで会社から解雇され、彼女のアニー(ミシェル・ウィリアムズ)にフラれその勢いでライフ財団に侵入。
そこで友達のマリア(ホームレス)を助けようとしたとき”ヴェノム”に寄生され、カールトン・ドレイクより先に人間をやめた。
ヴェノムはエディやアニーと交流した結果、地球とエディのことが好きになる。
その後カールトン・ドレイクも”ライオット”という別のシンビオートに寄生され人間をやめた。
ライオットの目的はシンビオートの母星に帰り、仲間を連れて地球に戻り人間を食べ放題することだった。
ライオットの目的を知っていたヴェノムは、エディと共にライオットとの闘いに向かう。
かわいいヴェノム
・ヴェノムがそんなに悪じゃなくてかわいい
・トムハーディがよくしゃべるし、あたふたしててかわいい
・かわいい
エディがヴェノムに寄生されるのは中盤まで行ったところなので、バリバリ殺しまくったりグロイシーンなどが出ると思ってました。なんせPG12なので。
いよいよヴェノムが大暴れだー
と思っていたのですが、ヴェノムはガンガン人間を食べるタイプではなくエディが襲われたら撃退するぐらいでそんなに最悪な奴じゃありませんでした。
それどころか彼女のアニーに謝るよう助言したり、腹減ったり、エディとキスしたりとバリエーションに富んだかわいらしさを見せてくれました。
僕はもともと「寄生獣」が好きで、異形の相棒がちょっとかわいい系のシチュエーションが好きだったのでヴェノムのこともすぐに好きになりました。
ヴェノムかわいすぎるー
かっこいいヴェノム
とはいえバトルシーンでは普通のヒーローとは違う、人を掴んで振り回すなど荒らしいアクションが見れます。
このヴェノムのコンセプトアートは日本人の田島光二さんが手掛けており、気持ち悪くてかっこいいデザインを目指したそうです。
ヴェノムの能力を生かしたバイクアクションのシーンはとても迫力があります。
めっちゃかっこいい
ラストがよかった
いろいろあって二人は地球を救いました。しかしヴェノムはお腹がすいています。
そこでエディは「いい奴は絶対食べちゃダメ、悪い奴は食べていい」という素晴らしい教えをヴェノムに説きます。デッドプールみたいですね。
ヴェノムは「わかった」と一言(かわいい)
その後行きつけのコンビニに強盗が来たので、丸ごと食べておしまい。
終わったー
このエピソードがなかったらダークヒーローではなくただのヒーローだったので、危ないところでした。ヴェノムとエディの関係性もわかるいいシーンだと思います。
予告で全部食ってやるとか言ってましたが、実際全部食べたのは最後の強盗だけでしたね。
エンドロール後の映像で続編があることを示唆していました。
まとめ
- ヴェノムがかわいい
- ヴェノムがかっこいい
- ギリギリダークヒーローを保った
今回はエディとヴェノムのなれそめを描いているので、ヴェノムとしての活躍は少々物足りないという意見もあるかと思いますが、これから始まる続編に向けてヴェノムのキャラクター性やかわいさを知るには良いのではないでしょうか。
それではこれで終わりです。