SEKIROが12時間後に発売される。死にゲー未経験者におすすめできるポイントを紹介!

SEKIRO
SEKIRO ゲーム

発売日:3月22日

プラットフォーム:PS4、XONE、PC

いよいよ発売される今年の超期待作『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は、高難易度だが大きな達成感が得られるソウルシリーズから続く”死にゲー”だ。

ソウルシリーズの面白さは圧倒的で僕の中では、ダークソウル3の初見プレイが人生で一番楽しかった経験となっている。そんな僕がSEKIROに期待するのは当然だが、実はこのゲームはソウルシリーズ未経験者にも入っていきやすいものになっている。と思っている。

まだプレイしていない奴が何を言ってるんだと思うかもしれないが、事前情報だけでもかなり間口が広くなっている印象なので、なんとかして未経験者に買ってもらえるような紹介をしようと思う。

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今までの常識が通用しない

回避とガードが逆転している

ソウルシリーズそしてブラッドボーンの戦闘にはあるセオリーがある。それは回避して攻撃という流れだ。敵の攻撃を見極め攻撃を回避し、生まれた隙に攻撃を入れる。これが基本の戦法であり、ずっと変わらないものだった。

敵の攻撃を弾く”パリィ”という技を使えば致命の一撃を決め大ダメージを与えられるが、タイミングがシビアで難易度が高いハイリスクハイリターンな行動なので、基本戦法とは言えない。回避して攻撃なら無理なく安全に戦うことができた。

しかしSEKIROでは全くの逆の行動が基本の戦法となっている。SEKIROでは敵に体力ゲージと体幹ゲージという2種類のゲージが存在する。体力を0にすれば当然敵を倒せるのだが、体幹ゲージを0にすることで敵を一撃で倒す”忍殺”を決めることができる。しかも体幹ゲージの方が減りが早いので、基本的に忍殺を決めるのが戦闘の目標になる。

そんな重要な体幹ゲージを削る行動に”弾き”というものがあり、これはパリィに似ているがタイミングがそこまでシビアではないらしく敵の攻撃に合わせガードボタンを押すことで発動する。このゲームは一定の攻撃を除くほぼすべての攻撃を”弾く”ことができる。しかも弾けば敵の体幹ゲージを削ることができるとなれば、おのずとどっしりと構え敵の攻撃を受け止めるのが基本戦法となる。

ソウルシリーズの回避→攻撃とは真逆の防御→攻撃がセオリーとなっているので、今までのシリーズ経験者よりむしろ未経験者の方が入っていきやすいゲームになっている。

立体的な探索

ソウルシリーズでは立体的なマップを探索して新たな発見をしたり、恐ろしい敵との出会いが楽しめた。当然SEKIROでも探索を楽しめるのだが、主人公が忍者、そして鉤縄という道具を持っていることにより立体的なマップを”実際に立体的に”探索することができる。鉤縄によって高いところにピョーンと飛んでいきフィールドを見渡すことで新たな発見をしたり、落下ダメージが少ない今作では下にあるフィールドに飛び降りて探索することもできる。

探索の面でもソウルシリーズとは違う魅力がある。

わかりやすいストーリー

今作ではフロムソフトウェアの死にゲーでは初めて主人公がしゃべるのだ。とはいってもこんなことは他のゲームでは当たり前のことなので、そういう意味でもシリーズ未経験者はすんなり入ることができるだろう。

主人公が仕える「御子」という少年がさらわれ、しかも自分は殺されたので復讐のために蘇り、「御子」奪還のために奮闘するというのがおおまかなあらすじだが、これは本当にわかりやすい。

今までのソウルシリーズでは主人公の冒険の動機とかが正直わからないので、ここまでわかりやすい”復讐”がテーマのストーリーはシリーズ未経験者でもすんなり受け入れることができるだろう。

とはいえソウルシリーズのわけのわからないストーリーを考察するのもとても楽しかったので、SEKIROにハマったらソウルシリーズもやってみてほしい。わからないけどジワジワとわかった気になる感覚は独特で楽しい。

未経験者へのアドバイス「あきらめないで」

ソウルシリーズは難易度が高い。

ブラッドボーンのPSのトロフィーを見てみると、一番最初のボスを倒した人の割合は約45%。つまりブラッドボーンを手に入れた人の半分以上が最初のボスにすら勝てずに投げているということ。ブラッドボーンがPSプラスのフリープレイになっていたということを考えても、驚異的な数値だと言える。

ブラッドボーン所有者の半分以上が、ブラッドボーンの楽しさを理解できなかったというのは、非常に痛ましいことだ。僕もデモンズソウル買ってワクワクしながらプレイを始めるも、わけがわからずに死に、頑張ってもう一度挑んでも殺され、このゲームをどう楽しめばいいのかわからなかった思い出があるので、気持ちは痛いほどわかる。

しかしこれを乗り越えた先には、僕のように人生最高の体験だったという人がいるほどの楽しさが詰まった宝がある。

なので今回SEKIROにトライする人に言いたいのは「あきらめないで」ということ。

敵に倒されすぎて心が折れそうになったら、別の場所に探索に行って自分を強化したり、敵の動きをしっかり見て戦えばそのうちどんな敵でも倒せる。そういう風に作られてある。決して理不尽なものを作ってきた会社ではないのだフロムソフトウェアは。

それでも倒せない敵が現れたら、最後の手段として攻略サイトや動画を見てもいい。とにかく目の前の障害を乗り越えて、その先に広がる景色を見てほしい。それが僕の願いだ。

 

SEKIROは12時間後発売される。ソウルシリーズ経験者は勝手に遊び倒すだろう。しかし未経験者にも十分に楽しめるゲームになっていると確信している。

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