ポケモン剣盾の情報が公開され、僕の中でポケモン熱が高まってきている。
僕はポケモンの中で「ミュウツー」が最も好きだ。人工的に生み出された悲しいストーリーや、公式で人を殺していること、能力値の高さ、どこか”人間”を思わせる少し気持ち悪いデザインなど、かっこいいポイントが山盛りなので、ミュウツーが一番好きだという人は多いだろう。
しかしポケモンは800種類ほどいるらしいので、ミュウツーに負けない魅力を持つポケモンはいくらでも存在する。
「バクオング」はそんな魅力的なポケモンの中の1匹であり、僕がミュウツーの次に好きなポケモンでもある。
そんなバクオングの進化前である「ドゴーム」が5月公開の映画「名探偵ピカチュウ」のトレーラーの中で登場していた。バクオングを出せ。
ニャンちゅうに似ている
バクオングを映画に出演させるために、バクオングの魅力を紹介したいと思う。
バクオングの魅力
見た目
最初の形態と最後の形態で姿が全く異なるポケモンは多い。バクオングの最初の形態である「ゴニョゴニョ」は割とかわいい見た目をしているが、それに比べてバクオングは非常に醜悪な見た目である。
体中に穴が開いており、口も二度閉じることができないのではないか、というほどに開かれているこの見た目はポケモン界でも随一のインパクトがありカッコイイ。
音を使う能力
バクオングはその名の通り爆音を使って攻撃するのが特徴であるのだが、バクオングの魅力はこの音を使うという部分に集約されている。
ポケモンの多くは多彩な技を使えそうな見た目をしている者が多く存在している。カメックスなら水が出せそうな砲門が体から生えているし、バシャーモは進化前から火を使えるのに加え、進化することで格闘技を極めたファイターとなる。
しかしバクオングは非常に鈍重な見た目かつ、手足が短いため素早く動ける雰囲気はない。しかもノーマルタイプなので特殊な能力を発揮することもなさそうだ。
つまり彼は音を使って攻撃する以外特徴が無いのだが、一点に特化した性能が好きな僕は見た目と設定ですぐに好きになった。パワーのみを極めるウボォーギンのようなかっこよさがある。
それは設定だけではなく覚える技にも反映されている。
ルビー・サファイアで初登場したバクオングは「ハイパーボイス」という専用技を持っていた。初登場で専用技、しかも設定に沿った技の設定や技の威力、すべて彼の爆音能力を引き立たせるものになっており、唯一無二の魅力がある。
・・・と思っていたが、調べてみるとルビーサファイアの段階では「プリン」もハイパーボイスを覚えるようだ。余計な技を覚えるピンク玉だ。
ノーマルタイプというシブさ
個人的にポケモンのタイプだけで言えば「ノーマル」が一番好きだ。ノーマルタイプと呼ばれるのは特徴がないと言われているようで、他のタイプへの反骨精神がありそうだし、ゴテゴテしていないシュッとしたイメージがある。
何ならノーマルタイプというだけで「マッスグマ」も結構好きだ。
バクオングもまさにノーマルタイプらしく、体格の良さと”爆音”という地味な特徴、そして可愛くなく、かっこよくもない見た目が最高にかっこいいのだ。
これだけ魅力を伝えたら映画の人もバクオングを出してくれるだろう。
まあ出なくても見に行くけど。
ポケモン剣盾では登場するのか
しなさそう。