『ファイアーエムブレム 風花雪月』キャラゲー界最強のキャラゲー。20時間プレイした時点での感想。

ゲーム

ファイアーエムブレム最新作である風花雪月は2部構成になっており、第1部は学校、第2部は学校の卒業生同士の戦争となっていることは、発売前から公式が明らかにしていたので、ファイアーエムブレムの特徴である「キャラゲー」的な部分が強い作品になるだろうと思っていたが、思っていたとおりかそれ以上にキャラゲーとしてよくできている。おそらく国内では最もクオリティの高いキャラゲーだろう。今のところとても楽しい。

現在プレイ開始から20時間経過していて、ゲームの進行具合はおそらく第1部の中盤ぐらいだ。20時間遊んでもあんまり進んでいる感じがしない。このゲーム多分かなり長いので、長く楽しめるゲームを探している人にお勧めできる。

僕は普段、ストーリーやキャラクターを重視するゲームをあまり遊ばないので、プレイし始めた当初はキャラ同士が会話する支援会話や、3Dで作られた学園内を歩き回るシステムを少し面倒くさく感じていたが、今では生徒たちと会話するのが楽しみだし、支援会話を聞くために生徒たちに贈り物を送りまくっており、キャバクラに通うサラリーマンの気持ちが少し分かってきたところだ。

それほどキャラクターの魅力が強いのだが、それを後押しするのがフルボイスで、このゲーム本当にすべてのキャラがフルボイスでしゃべる。しゃべりまくる。こういうゲームでよくある一部のセリフだけしゃべるパートボイスが、僕がプレイした範囲では一度もなかったのは本当に恐ろしい。フルボイスという要素は今時そこまで珍しくはないが、風花雪月はキャラが多く会話も多い、しかも一定期間ごとにすべてのキャラのセリフが更新されるので、学園を散策するモチベーションの維持に貢献している。

僕はシルヴァンを推しています

ここまでキャラゲーとしての良さを語ってきたが、戦闘部分はどうなのかというと、今のところ覚醒以降のFEとさほど変わり無いが、シンプルに面白い。僕が選択した難易度が「ノーマル、クラシック」というモードで、これは戦闘の難易度がノーマルで、戦闘中にユニットが死亡するとロストするというものだが、今のところかなり簡単であり、普段シミュレーションゲームをしない僕でも特に苦戦することなく遊べており、少し物足りなさも感じるが後半どうなるかわからないので、ある程度難易度が向上することを期待したい。

アーマーナイトでおびき寄せて各個撃破する定番の戦法が楽しい

難易度の低さは覚醒以降のFEでは定番のフリー戦闘が行えることが原因だと思うが、ここは本当に難しいところで、コアなFEまたシミュレーションゲームファンには、フリー戦闘はゲームの達成感を邪魔する要素であり、カジュアルゲーマーからすれば、フリー戦闘が無いとクリアできないだろうから、完全になくすことはできないだろう。特に覚醒以降のFEや、スマホのFEでファンになった人にとって、フリー戦闘が無いFEは考えられないのではないだろうか。

ただ今作ではフリー戦闘を行わないこともできるし、学園の散策や授業がめんどくさければ、日程をスキップすることができるので、古いFEファンにも満足してもらいたい気持ちが伝わってくる。これを古来からのFEファンがどう受け止めるのかはわからないが、喰わず嫌いをせずに一度プレイしてみてもらいたい。

まあキャラの魅力を感じたい場合、ストーリーに直接関係のないクエストや外伝戦闘などをせざるを得ず、おのずとキャラのレベルは上がってしまうため、やはり完全にフリー戦闘をせずにこのゲームをフルに楽しむことはできず、結局フリー戦闘を行わないことが、この問題の直接の解決にはなっていないということは言っておきたい。

これから生徒たちがバラバラになり、お互いに殺し合う関係になることが想像できないほどみんな仲良しなので、ここから戦争に向かう流れがどういうものになるのか楽しみで仕方がない。