3D格闘ゲームの中でも珍しい、全員が武器を使う格闘ゲーム『ソウルキャリバー6』の大規模アップデートであるシーズン2が11月25日(月)に配信される。
それに合わせて11月28日(木)には、廉価版が2800円という驚異的な安さで発売される。これは布教するチャンスだ!!ということで『ソウルキャリバー6』が、いかに初心者向きで入って来やすい格闘ゲームかという事を伝えたいと思う。
アケコンがなくてもいい
先日世界最強のプレイヤー「ゆっとと」選手と、EVO2012覇者でありソウルキャリバー6の開発者でもある「デコポン」選手との、10本先取の真剣勝負が行われたのだが、両者とも格闘ゲーマーが良く使うアーケードスティックではなく、PS4のパッドを使用していた。世界のトッププレイヤーもアケコンではなくパッドを使用しているプレイヤーが多いので、アケコンでなくても十分に、というかパッドの方が有利に戦えるまであるかもしれない。
いままで格闘ゲームをやったことが無くて、アケコンを持っていない方でも安心してプレイできるのは間違いない。私もシーズン2からパッドプレイヤーになる予定だ。
技を出すためのコマンドも複雑なものが少なく、パッドでも十分にプレイに集中できるだろう。
ゲーム内にある戦術指南が本当に参考になる
最近の格闘ゲームにはゲーム内にある程度、コンボや立ち回りなどの戦術指南をしてくれるテキストやモードが存在しているが「ソウルキャリバー6」の戦術指南は群を抜いて参考になる。本当に書かれている通りにプレイすれば、ある程度勝てるようになるのは本当にスゴイ。
テキストの量がとんでもなく、書いている人が元ソウルキャリバーのプレイヤーという事もあって説得力がある。
パッドでのプレイの快適性と合わせて、初心者を置き去りにしない格闘ゲームになっているのが本当に素晴らしい。
クリエイションモードはもはや格ゲーしなくても面白い
ソウルキャリバー6には自分でオリジナルのキャラを作れる「クリエイションモード」がある。いわゆるキャラクリだ。
このモードのおかげでソウルキャリバー6は、対戦格闘部分が楽しめなかった場合でも楽しめるゲームになっている。
キャラクリの自由度が非常に高く、自分の好きなアニメやゲームのキャラクターが作れるのはもちろん、オリジナルのキャラも作れるし、工夫次第では人型じゃないキャラクターも作れる。オンライン対戦でもクリエイトしたキャラは使えるので、様々なキャラと戦えて楽しい。
格闘ゲーム部分をプレイせずに、クリエイトしかやってないプレイヤーも結構いるので、格ゲー未経験者の方も試しに買ってみてもいいのでは。なんせ2800円なので。
1人用モードの充実
2種類の1人用モードがあって、両方とも結構なボリュームになっている。
ストーリーモード
ストーリーモードは魔剣ソウルキャリバーを破壊するために奮闘するメインストーリーと、各キャラクターごとのサブストーリーがあり、ムービーが有ったり、条件付きのバトルが有ったりと、かなり気合の入った作りになっている。
これを全部プレイするだけでかなりのプレイ時間になるだろう。
ライブラソウル
自分でクリエイトしたキャラを使って、ミッションをクリアしていくモード。お金を稼いで武器や防具を買ったりもできて、RPG的な要素もある。
シーズン2のボリュームが凄まじい
そして11月25日から始まるシーズン2では、ゲームシステムが大幅に追加・変更されるだけではなく、各キャラクターに新技が追加され、新キャラクターもシーズン2が終わるまでに4体追加される予定もある。
公式サイトの各キャラクターの変更点や、ゲームシステムの追加点をまとめたテキストは凄まじい文字量で、シーズン2でいかにゲームが変わるかを物語っている。公式サイト
本当に大幅に変わるので、今始めれば既存のプレイヤーに追いつきやすいだろう。
初心者への配慮にあふれた『ソウルキャリバー6』、始めるのに今ほどいいタイミングはない。格ゲー初心者も、2D格闘ゲーマーも2800円で始めてみてもいいのではないだろうか。