プラットフォーム:PS4、XONE、Steam
去年の12月7日に配信されたXBOX限定の体験版から2か月ほど遅れてPS4にも体験版が配信された。内容に関しては12月に配信されたものと大差ないが、新たなデビルブレイカーとニコのショップが新たな要素として体験できた。僕はXBOXを持っていないので今回の体験版が初プレイだった。
デビルメイクライのシリーズ作はすべてプレイしていてファンであることを自負しており、体験版の配信がXBOXのみだと発表されたときは絶望と衝撃を受けたがようやくプレイできた。
懐かしさと新しさ、そしてキュートさを感じられる内容になっていた。
プレビュー
REエンジンによるグラフィック
まず感じたことは前作までと比べて圧倒的にグレードの高いグラフィックだということだ。日本の3Dアクションゲームでは一番美しいグラフィックだと言える。しかもDMCは非常に激しいアクションゲームであるため、ただリアルなグラフィックにするだけでは違和感が生じそうなものだが体験版の段階では全く感じない。
主人公たちは超人である上に格闘ゲームのように動作をキャンセルしまくることで、縦横無尽にキャラクターを動かせるにも関わらずリアルなグラフィックが損なわれていないのは脅威的だろう。
新たな武装を用いた戦闘
戦闘に関しては正直前作までとそこまで大きく変わった印象は無いが、これは体験版ということで主人公が習得しているスキルも少なくプレイヤーキャラであるネロはDMC4の主人公であり、度々DMC4をプレイしている僕にとっては慣れ親しんだものであることが原因かもしれない。
しかしネロの新たな武装である「デビルブレイカー」と呼ばれる義手を用いたアクションは爽快感はもちろんだが、戦略性も兼ね備えた優れたメカニクスだと感じた。
義手は体験版では同時に所持できるのが4つで自由に切り替えができないという点が特徴的だ。欠点ともとられかねない仕様だがこれがとても楽しい。
次の義手に切り替えるためには義手を壊すしかないので、ネロは戦いの中で貴重な義手を破壊しまくりながら戦うのだ。義手を破壊する手段はいくつかあるが自ら壊す場合は義手特有の必殺技を繰り出すか、ブレイクアウェイという技で自ら義手を爆発させる技を使う方法がある。どちらの方法もネロのワイルドな性格と爽快なゲームプレイを両立できていると感じた。
義手を壊した時に次に装備される義手は戦闘中に切り替えることができないため、あらかじめ繰り出したい技の順番を考えて装備する必要があり、高難度モードやかっこいいコンボを繰り出したい場合は義手のマネジメントは必須になるだろう。
ニコのショップに癒される
今回の体験版で新たに体験できた要素がショップなのだが、これにとても癒されている。
ネロの相棒であるニコがキャンピングカーで駆け付けてショップを開いてくれるのだが、まず店内で流れているBGMがDMCシリーズではありえないほどポップなものになっている。過激な戦いの中でネロの癒しになっているのだろうか。ニコの趣味なのだろうか。
そして何よりニコがかわいい。ニコは放置していると様々な動きを見せてくれるのだが何気ない動きも、REエンジンで表現されたリアルで美しい女性が動いているだけでありがたい気持ちになる。
なによりニコは僕のタイプだ。
実用性ももちろんバッチリでショップでは新たなスキルやデビルブレイカーの購入、順番の変更などが行える。
シリーズファンなら女の子が店主をやっている店でスキル変更出来たらおかしいだろと思うかもしれないがご安心を、時空神像も店内にしっかり存在している。
まとめ
REエンジンで表現されたピュアアクションゲームは美しさと、過激さを併せ持つ傑作になる予感を感じさせられる内容だった。
ネロの戦闘は懐かしさと新しさを感じられた。製品版では様々なデビルブレイカーを使用するのがとても楽しみだ。
ニコのショップは実用性とキュートさを感じられさらにニコのことが好きになった。いいお店だと感じた。