ゲームのスピードクリアを全世界に配信するチャリティーイベントGDQが現在行われています。
1月7日から13日まで、止まることなくゲームプレイが続けられます。ゲーム間にインターバルはありますけどね。
2018年は2.5億円ほどの寄付が集まりました。
日本語での解説がTwitchで行われています。セレナーデ☆游騎さんの解説最高なんすわ・・・
RTAを見たことがない人に魅力を伝えたいのです。
RTAの魅力
RTAやTAとも呼ばれているゲームのスピードランには独特の魅力があります。以下RTAと呼びます。
RTAとはゲームクリアまで時間を極限まで短縮するプレイです。修羅の道です。
レギュレーションにより様々な楽しみ方がある
RTAはゲームごとに”レギュレーション”というものが定められています。
例えばスーパーメトロイドでは、
100% ゲーム内の要素(アイテム収集やパワーアップ)をすべて取得しクリアする
Any% どんな手を使ってもいいので早くクリアする。
RBOrun ボスを通常とは逆の順番で撃破しクリアする。
他にもありますが、一つのゲームでも様々なレギュレーションがあり楽しみ方がたくさんあります。
RTAの代名詞”バグ”
RTAは早くクリアするのが目的です。手段は選びません。
そのためバグを利用した壁抜けなどが普通に使用されます。
自分のプレイしていたゲームにこんなバグがあったのか、という驚きや見た目の面白さもあり、RTAの醍醐味でしょう。
最近のゲームではニーアオートマタなどでもバグが多用されており、壁抜けも行われています。見た目がとてもいい壁抜けなので注目です。
ルート構築
しかしバグはあくまでの走りの技の一つです。一つのバグで大幅短縮!ということもよくあるのですが、そのバグに応じたルート構築が必要になります。
個人的にはルート構築の面白さは、RPGのRTAで顕著に現れるとおもっています。どこでお金を稼ぎ、どのお店で武器を買うのか、どこで経験値を稼ぐのか。こういう部分もRTAの面白いポイントの一つです。
biim兄貴がとても有名です。彼はよくガバプレイなどでネタにされてはいますが、RTAのルート構築がとてもうまい印象があります。
解説が非常に面白いのでRTAを初めて見るのにおすすめです。
解説の面白さ
ニコニコ動画などでRTAを見ると「biim窓」と呼ばれる枠と音声合成ソフトを用いた解説がある動画が人気です。
僕も大好きなのですが、この方式は解説とユーモアを入れることができ、投稿者の個性も反映されるとても面白い方式です。
基本的にRTAを何も解説がない状態で見ても理解できません。次元が違うプレイなので。
しかし解説が入ることで、初めて見るゲームでも楽しむことができます。
昔からのRTA視聴者には邪道と思われるかもしれませんが、こういうのもアリってことでひとつ。
もちろんbiim窓や合成音声でなくても、普通に声での実況でもいいので解説があると面白さは倍増します。
GDQの日本語配信がとてもありがたい
現在GDQは海外で行われており、走者の方も海外の方ですが、日本語でリアルタイムで解説してくれているTwitchチャンネルがあります。
興味がある方はそちらを見ると面白いと思います。
クラッシュバンディクー解説のセレナーデ☆游騎さんが最高
ゲームにより解説者が変わるのですが、クラッシュバンディクーとスプラトゥーン2の解説を務めた、謎の人物「セレナーデ☆游騎」さんがめちゃくちゃ面白かった。
クラッシュバンディクーに関しては、大学の論文にも匹敵する2万字のカンペを作成し解説に挑まれています。
そのかいもあって、わかりやすくて面白い解説実況になっているのでファンになりました。
アーカイブが残っているので、クラッシュバンディクーとスプラトゥーン2はGDQ日本語解説の中でも特におすすめしておきます。
GDQはまだまだ続く!ちょっと見てみてくれー
ずっとやってます。海外の方のテンションも相まって楽しいイベントになっているので、少しでも興味あれば見てもらえると嬉しいです。
まあ常に2000人ぐらいの日本人が視聴しているので、結構見られてるっぽいですけどね。