『風来のシレン』のスマホ移植から、新作が出る可能性について考える

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数日前からチュンソフトによる”風来のシレン”の新作を匂わせる告知が行われていたが、結局スマホ移植だったようだ。

ツイッターでも話題になっており、チュンソフトの広告戦略は成功したのではないだろうか。僕のように落ち込みまくった人もいるとは思う。まあ近日発売と言っている段階でナンバリングタイトルはあり得ないとは思ったが、それでも新作を信じたかった。無念!

しかしここは今後の風来のシレンシリーズについて前向きに考えてみる。

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スマホ版の売り上げ次第で新作が来るかも

今回の移植はニンテンドーDSで発売された風来のシレンDSをベースにしている。風来のシレンDSはスーパーファミコンの「不思議のダンジョン2風来のシレン」の移植版。

スマホ版の「風来のシレン」は移植版の移植ということだ。発売されてから23年経過しても移植されるというのは、まさに「1000回遊べるRPG」の名にふさわしい。

実際風来のシレンシリーズはナンバリングで言えば5作発売されているが、いまだに初代のタイムアタックは人気コンテンツであることからも、風来のシレンの需要の高さがわかる。スマホでタイムアタックは厳しいだろうけど。

このスマホ版が話題になり、多くの売り上げを上げた場合どうなるのか。できれば風来のシレン6や風来のシレンのアスカのような外伝作でもいいので、ローグライクを作ってもらいたい。

世紀末デイズ終了について

スマホのローグライクといえば、チュンソフトが手掛ける「世紀末デイズ」がある。ローグライクファンである僕もプレイしていた。結論から言うと世紀末デイズは合わなかった。というかレベルが毎回1に戻らず継続する形であったり、ガチャで性能のいいキャラが手に入ることから、ローグライクではないと考えている。レベルを上げてオートにすれば快適にゲームが進められる。

世紀末デイズは2019年1月末のアップデートをもって、今後アップデートは行わないことを発表したため、実質終了したといえる。

ローグライクとソシャゲーの相性が悪いということは間違いないとは思うが、ヒットする可能性が無いわけではないので、ソシャゲメーカーの方々には素晴らしいローグライクソシャゲーを期待したい。

風来のシレンは愛されている

しかし個人的にチュンソフトは、ソシャゲーメーカーだと思っていない。

風来のシレンの告知やスマホ移植発表時のネットでの盛り上がりを見てほしい。多くの人間がチュンソフトのローグライクを遊びたがっているのだ。

インディーゲームの中にも風来のシレンから影響を受けたゲームは山ほどある。「Slay the Spire」のヒットを見てもローグライクの持つ魅力が世界に通用することは、だれもが認めているだろう。

「風来のシレンスマホ移植版」の盛り上がりを見て、チュンソフトにユーザーの熱が伝わり、チュンソフトの新作がしっかりとしたハードで遊べるのならば、今回のスマホ版には大きな意味があったといえるだろう。

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