プラットフォーム：PS4、XONE、PC
フロムソフトウェアが『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』のロンチトレーラーが公開された。
映像の中では、今まで公開されていなかった義手忍具の強化形態やスキルを使用しているシーンが確認できる。
映像のテイストは、今までのフロムのトレーラーらしくない壮大な音楽と派手なエフェクトによる編集がなされており、アクティビジョンが中心となって制作したトレーラーなのかもしれないが、シンプルにゲームへの期待を持たせてくれる良いトレーラーだと感じた。
映像の前半では、主人公である「狼」にまつわる登場人物を中心に紹介され、ストーリートレーラーで登場していた壮年の男性キャラクターも登場した。
彼は戦場で武器を漁っていた主人公を拾い育てた人物のようで、主人公の親のような存在であると思われるが、ゲーム内に登場するシーンが確認されたのは今回が初めて。義理の息子である主人公の忍びとしての腕を買っており、自分の右腕として働いてくれることを期待しているようだ。
一番最初に公開されたトレーラーから登場していた、今作のもう一人の主人公である「御子」も登場していた。
この少年は「竜胤」という力を持っており、主人公が死んでもその場で復活できる「回生」という力はこの「竜胤」の力によるもの。その力を狙った「葦名」という国の将軍によってさらわれることになり、主人公である狼はこの御子を助けるために葦名に立ち向かうことになる。
御子がゲーム内で動いているシーンも最初のトレーラー以来で、とても子供らしい動きをしているが、その表情は精悍なもので強い意志を感じた。3Dモデルも非常にかわいく作られており、デモンズソウルの「かぼたん」のような人気キャラになりそうだ。
狼の左手と命を奪い、御子をさらった張本人である葦名の将との戦いのシーンでは、「お迎えに参上いたしました」というセリフと共に戦闘シーンが始まり、葦名の将が空中で弓矢を４連続で発射する技を披露したが、このような超人技の使い手である彼は本当に人間なのだろうか。SEKIROの世界においては修行すれば空中でちょっと静止するぐらいは可能になるのかもしれない。
